Exhibitionの最近のブログ記事

既にブログで紹介しています、登米アート・トリエンナーレ( Tome International Art Toriennal )
が9月1日よりオープン、私はアドヴァイザーとして事務局の応援に帰国していました。

9月1日を迎えてからは、応援の仕事に追われブログのニュースを書く時間が無かったのですが、
やっと、山場を越えましたので、又、ニュースを再開したいと思います。

トリエンナーレのニュースの前に、銀座中央通に面したギャラリーでの個展終了の報告をしていなかったので、遅まきながらお知らせさせて頂きます。

2010_08[1].jpg初日からいろんな方々が見えられ、うなぎが大好物だからと、城市先輩が仕組んで、松本さん、美人の区会議員さんとご一緒に、うなぎの夕食を招待して下さったのですが、初日、早く画廊から逃げ出せなくなり親友の高崎信昭親子に任せて失礼致しました。

2010_08[2].jpg 2010_08[4].jpg2日目からもやはりいつもの楽しい仲間が集まって下さり楽しかったです。

2010_08[3].jpgたまたま、トリエンナーレの打ち合わせに銀座を留守にしてる間に、高校の大先輩の元・イラク大
使の片倉先生も来て下さり恐縮した所でした。

無事、個展終了しました事の知らせでした。

企画画廊・ギャラリーモテキ(富岡市)の計らいで、8月23日より28日まで、銀座八丁目、銀座中央通りに面した地球堂ギャラリーで個展を企画して頂く事に成りました。
 
場所は資生堂と博品館の中間の銀栄ビル2階、昨年は6月22日より一週間、
L'abstraction géométrique d'aujourd'hui 展(今日の幾何学抽象アート展)を緊急企画させて頂いたギャラリーでもあります。
 
さて、今回の展示作品は小さな作品が中心の新作。
キャンバスの平面作品が10点、それに、版画が7点の個展、期間中は登米市と銀座を往復してます。
satoru_exhibition2010_8[1].jpg

6月8日、バステイーユ広場から徒歩で5、6分、シャロン通 りにある Galerie Lavignes Bastille
で開催されている シネテイック・オプテイック・ニュメリック展、副題は14人の作家による提案(申し立て)と訳せる展覧会、招待された14人の作家がそれぞれ空間を頂き、その空間に自分の作品を数点づつ展示されて居て、私の場合100X100cmの作品を2点、Zanotti 氏の場合は同じ広さの壁面に小さい作品(50X50cmの作品3点と、80X80cmの作品1点)中心に計4点が展示、与えられた各空間に各作家の制空圈が創り出されています。

14Propositions[1].jpg昔、パリで米国作家のアンリー・ウオフォールの版画の連作を出版した事でも有名な画廊オーナー Lavignes 氏は、幾何学構成作品ばかりを取り扱っている訳ではありませんが、視覚芸術作品を展示する画廊としても知られている画廊、オープニングには、美術評論家のGerard Xuriguera 氏はじめ、Cruz-Diez 氏の家族、仲間達はじめ、いろんな方々が駆けつけて下さいました。

14Propositions[2].jpgシャンペーンが飲めるオープニング・パーテイーがはねて、夜の夕食はクスクス料理、Le Parc 氏はじめ招待作家の皆さんと画廊関係のコレクター等、40名を招待しての食事は真夜中迄、Zanotti と彼の友人のギターと歌声の競演は、テレビで聴くよりも生演・奏素晴らしかったです。

14Propositions[4].jpg


14Propositions[3].jpg 14Propositions[5].jpg

karin radoy と daniel de spirt の二人展が開催されました。

karin radoy 女史はドイツ在住の作家。
レリーフと言うよりヴォリュームがあり厚みの在るミニマル・アートの傾向に近い作品で、画面は黒でありながら黒でない、近作には白を使い出した、奇麗なマチエールを微かに漂わせる作品。
4年前ドイツの Staudt 氏のアトリエに訪問した時、初めて彼女の作品を見て気に入り、即座、Satoru Sato art Museum に寄贈して頂く様に交渉したのが始まりでした。

daniel 氏とは1970年代からの付き合い、以前は良く展覧会等、一緒に発表していた仲間、
最近は、お互い忙しくなかなかゆっくり会えない状況です。
彼の作品は Satoru Museum に立体作品2点を寄贈して頂く予定で、作品は既に日本に保管されていますが、保管者の都合で未だミュージアムに届いて無いと言うもの。
作品はプレシーグラスの素材に直線の3原色を中心に黒、白など帯状に色を描き、透明な空間の中に色の直線を交差させて立体作品が創られています。

二人展の会場は galerie gimpel & müller 、6月10日迄開催されています。

Guy de Rougemont 個展が Galerie du Passage で開催されました。

ギー・デウ・ロジュモン氏の事は、私のブログで紹介済み(写真の中央の人物)、画家で造形作家で絵画から野外造形作品迄、又、アート家具、室内アートデザインも手がける幅の広いア--テイストで生粋のフランス人です。

彼(写真中央)とは、彼の左に居る世界的な美術評論家、 Gerard Xuriguera 氏 が企画した国際彫刻シンポジュームや、エクアドル、プエルトリコ、韓国、台湾、アンドラ、モロッコ、ポルトガルでの国際彫刻シンポジュームなどの仕事でご一緒しています。
最近では、バルセロナ郊外の Piter Stämpfli 氏の(財団法人)フォンダッション・ピター・スタンフリ美術館のオープニング・セレモニーでも一緒でした。

彼の今回の個展会場には、Piter Stämpfli 御夫妻、Mark Brusse御夫妻も駆けつけていました。
写真、右二人はアンドラから駆けつけた友人達です。

GuydeRougemont[1].jpg


GuydeRougemont[2].jpg中央が Xuriguera 氏、その左隣は Ubach antoni 氏とアンドラ公国から来た方々、私の作品もアンドラに設置されています。

カスペー女史とパラ氏の二人展が Galerie Olivier Nouvellet で開催されていました。

Pala 氏はスペイン(カタロニア)出身、パリ・モンパルナスに在るブルーデル美術館でブルーデル賞を頂き、ブルーデル美術館で個展を開いた事もあるミニマルなオブジェと立体作品を制作している彫刻家、サトル・ミュージアムにも彼の作品が寄贈されています。

88歳バロセロナ生まれの彼は奥様と仲良く元気一杯です。

JoanPala[1].jpg 
RenateKasper[1].jpg右側の壁にはカスペー女史の作品、白いキャンバスに小さな長方形がエレガントに輝いている作品とギャラリーのオーナー、オリヴエ・ヌヴレ氏。

ウガルテ氏はヴェネズエラ出身、視覚芸術の巨匠、ソトとクルズ・ディエズ氏の助手を長くしていた画家で、彼の作品は平面構成的でレリーフ状に、それで居て、どこか変形されて居る様な構成で主に暖色系を使う幾何学構成アート作品は大胆で力強さを感じさせています。

ザノッテイ氏はイタリア出身、鋼鉄のバネを使用したオブジェの視覚芸術作品も制作していますが、同様に視覚芸術を思わせる平面絵画、静的な空間に繊細な線を描き、微かな線の動きにより柔らかい緊張感を生み出しています。

二人共、付き合いが長く、Satoru Sato Art Museum に作品を寄贈して頂いています。
特にザノッテイ氏とはドイツやパリの画廊が一緒だったり、グループ展もしばしば、楽しくおつきあいさせて頂いています。

Ugarte_Zanotti[2].jpg画廊は、以前、クルズ・ディエズ氏が個展を開いている La Galerie Lavignes Bastille
画廊主のジャン・ピエール、ラヴィニュ氏は1973年にサン・ルイ島にギャラリーを設立、1985年に広さ250m2 あるこのギャラリーに移転。
世界的な画家の個展を企画していて、1986年アンディー・ウォフォールのパリでの個展を企画、自由の10点の銅像(10 Statues of Liverty) の版画を企画、出版している事でも知られている画廊です。

現在は、シネテック・アート(視覚芸術=キネテイック・アート)を中心とした、幾何学構成アート作品も取り扱う画廊で、二人展は4月6日から5月29日迄、開催中です。

幾何学構成アート、非具象アートを中心とするサロン、Réalités Nouvelles の vernissage がオープンしました。

realitesnouvelles2010[3].jpg今日は前夜祭、午後5時から出品作家を中心に、画廊はじめコレクターや美術関係者も集まり多いに賑わいました。
出席の方々は、パリ在住の作家ばかりでは在りません。
イタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデン、ハンガリー在住の作家も出席、久しぶりに会う連中も多く楽しい夜を過ごせました。

昨日は各セクションの委員中心の展示で、夜迄かかり、毎年の様にドラマが生まれます。
幾何学構成アートを勘違いする作家も居て、作品展示は作品傾向によって組まれて行きますから、納得しない作家が出て来たり、自分の気に入った所に展示してもらいたい作家等、各作家の主張を尊重しながらの説得ですから、それはそれは大変な戦いの一つでもあります。

勿論、ヴェル二サージュが始まれば、もう、皆さん忘れて楽しい会話。
パリ国立美術学校時代の同級生とバッタリ会ったりもしました。

realitesnouvelles2010[4].jpgこのサロンでは、美術愛好家(コレクター)に小さな作品をプレゼントしようと、出品作家に声をかけて希望者のみですが、葉書代の小さな作品を展示するコーナーが別館に在ります。
そこはコレクターの皆様が争う場所、何と200ユロー(約3万円弱)でオリジナルの作品が買える場所ですから、ヴェルニサージュの日にほとんどが売れてしまいます。
外国に住む方はそのまま持って帰りますから、コレクターに人気があります。

ルネ・ギフレ夫妻は、画家の Jean Leppien 氏の紹介で35年前からの友人。
以前はパリに住んでいましたが、現在はパリを離れて南仏に住んで制作、展覧会などでパリに出て来た時に会うと言う感じです。

Guiffrey[1].jpg彼は構造主義の連中との付き合いもあり、かなり理論武装も得意。
15年前ぐらいだろうか、日本に旅してから更に日本に興味を抱き、チャンスが在れば東京に行きたいと宣言している1938年南仏生まれのルネ、夫人とも久しぶりお会い出来ました。

作品の素材はガラス、重いのです。
ガラスの冷たさ、硬度、そして緊張感の中に、静的空間が更に生きている素敵な作品です。

色彩と幾何学(ヨーロッパにおけるアート・コンステウルイの現状)展は、3月14日から6月13日まで、サンス市立オランジュリー美術館で開催されています。

フランスとドイツの作家が比較的多く、他にオランダ、ベルギー、イタリア、スペインの作家達合計51名が参加しいる展覧会です。

Couleur_et_Geometrie[3].jpg展示作品は平面、レリーフ、立体(美術館の庭、野外にも展示されていました)、又、美術館の別室では Cruz-Diez の映像作品の前で Wörn の率いる現代ダンスが演舞され、白いタイツと、壁に映像か写し出された縦縞の色が、シネティック・アート(キネティック・アート)=視覚芸術の楽しさを表現していました。

Couleur_et_Geometrie[2].jpg日本では幾何学構成絵画は過去のモノと言う美術専門家(画廊や美術評論家、コレクターを含めて)が居ますが、それは日本だけの知識でモノを診ている方々で、ヨーロッパでは確実に生きている現状を、私のつたないブログを見て頂けるだけでも、パリでの幾何学構成抽象絵画の展覧会の様子が解ると思います。

こちらでは各傾向の歴史を積み重ねて行く習慣が芸術家にもそれを支える方々にも理解されている様です。
ただ単に時代の流れと言うより、表面的な流行を追いかける日本の美術界が育たないのも、その辺に問題が在る様に思われます。
確かに日本にもヨーロッパの影響を受けて幾何学構成抽象絵画の流れが存在した時期が短期間ではありましたが存在しました。
戦前のマヴォの運動、1960年代のニュー・ジェオメトリックのグループがそうです。今は見事にそれらの運動の歴史が消えかけた状態のようです。
ヨーロッパの幾何学構成アートは、キャンバスからレリーフ、立体、更に野外作品と大地をキャンヴァス代わりに制作するランド・アートにも関連性が在る訳ですから。

Couleur et Geometrie今回の色彩と幾何学展のテキストは元・パリ第八大学教授のFrank POPPER氏(私がパリ第八大学に16年間勤めたのは実はポペー夫妻の推薦でした)、大学は退官されましたが、視覚芸術の専門的美術評論家として一時代を築いた方でもあります。
現在は体調が優れず、会場には出席為さらずお会い出来なかった事が残念でしたが、会場ではいろんな方々とお会いし、今回の51名の作家の内、16名の作家がSatoru Sato Art Museum に寄贈して下さっています。

今回の企画は Jean-Pierre VIOT 氏の発案、163ページと言うカラーの図録も出版され、素晴らしい晩餐会も過ごせました。
なお、サンス市立図書館の会場では小品と資料(カタログ)展が5月29日まで開催されています。

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Satoru Sato

サトル・サトウ
画家・造形作家
パリに滞在して40年、
画家・環境造形作家として、
アートに専念しています。

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